ポートモレスビーでどこへ散髪に行くか悩んでいたが、先達が行っているという、ちょっと遠い床屋に行くことにした。フィリピン人のオカマと訊いていたが、一目見るなりそれと分かる兄ちゃん(おねえちゃん)だった。ロングヘア。ばっちり化粧をしており、PNGで濃い化粧をしている人はいない。それで、濃い化粧をしているだけで、普通の人じゃない。
こういう(テーブル敷を撮影)のは、化粧とは言わないかもしれないが、こういうものならシンシンでよく登場する。
さて、この散髪屋、ブログの主の英語力では「ほんの少しだけ髪を切ってくれ。」というのもなかなか伝わらず「not very short」という一言を彼が言うのだが、ブログの主がもごもごいうものの、毎回大胆に切られてしまう。
この店は奥でマッサージもやっており、1時間約5000円でマッサージを受けられる。この国で1時間5000円も稼げる庶民の仕事は他にきっとない。健全なマッサージだが、結構気持ちが良い。日本のショッピングセンターなどのマッサージ店などよりずっと本格的だ。主は、日本で「ヘルニア」「脊柱管狭窄症」と言われ鍼灸や整形外科のマッサージをよく受けていたが、やはり国家免許を持ったこれらに従事する専門家のマッサージがベスト。
我々外人が行く場所は、この床屋、レストラン、ショッピングセンター、テニスクラブなど必ず二重の鉄柵で囲まれている。敷地の内側に鉄柵を開ける警備員がおり、店の扉の前にも鉄柵があり、警備員が二重にいる。現地のパプアニューギニア人の仕事の仕事のほと んどはこうした警備員だろう。