映画「ヴィニシウス」「オルガ」

Brasileiro365という名のブログなのに、ブラジルの話題がないのはどうかと思いブラジルの映画の話などを書いてみる。

ブログの主は、2002年から2006年までブラジルの首都ブラジリアに住んでいた。「ヴィニシウス」は2005年に現地の映画館で見た。ポルトガル語が十分にできなかったので映画館ではあまりわからなかったが、2010年に日本でDVDが発売された。http://www.cinematoday.jp/movie/T0007338

「イパネマの娘」の作詞で有名なヴィニシウス・モライス(1913-1980)のドキュメンタリー映画。ヴィニシウスは、ボサノバの創始者、作詞家だけではなく、詩人、作家、作曲家、翻訳家、外交官、歌手、ジャーナリストと多彩でいずれもが一流だ。リオデジャネイロで恵まれた境遇に生まれ、詩人、外交官として活躍するが、次第に黒人の音楽に魅せられ、「一番黒人に近い白人」を名乗り、アフリカ音楽からボサノバを生む。その生き様は、詩、恋、酒と縦横無尽・自由奔放ながら常に時代を先取りした。

結婚生活では9回!結婚する。67歳で亡くなるのだが、60を過ぎて結婚をするのは自分の孫のような娘。その18歳の娘にはフィアンセがいた!常に真剣に恋をした男だ。

この映画では、案内役をカミラ・モルガドがやっている。カミラ・モルガドは、2004年に公開された映画「オルガ」のヒロイン。「オルガ」は実在の女性の名前で、ブラジルで共産党活動をし、軍事政権にとらえられドイツ・ナチスのガス室でなくなったという実話に基づく。 ブラジルの美しい風景をバックに同じ共産党員同志との幸せなロマンスが、反共産主義の政権により二人は追い詰められていく。あまりに安っぽいテレビドラマの定石のようなお決まりの進行。だけど、悲しく切なく、ロマンチック。やはり、堂々としたカミラ・モルガドの魅力だ。

ブラジルでは6時、7時、8時と1時間単位で3本のノベラと言われるドラマがテレビで放送されている。ノベラは非常に国民に受け入れられていて、人気がある。どれもベタで臭い。だが、そこがいいのだ。グローボと言うブラジル一の放送局がやっており、「オルガ」もグローボの作品で、いかにもグローボという感じがする。

パプアニューギニアと比べてずいぶん違うと実感する。(涙)

映画「ヴィニシウス」と「オルガ」のカミラ・モルガドhttp://www.interfilmes.com/filme_14874_Olga-(Olga).html

 

brasileiro365 について

 ジジイ(時事)ネタも取り上げています。ここ1年、YOUTUBEをよく見るようになって、世の中の見方がすっかり変わってしまいました。   好きな音楽:完全にカナダ人クラシック・ピアニスト、グレン・グールドのおたくです。他はあまり聴かないのですが、クラシック全般とジャズ、ブラジル音楽を聴きます。  2002年から4年間ブラジルに住み、2013年から2年間パプア・ニューギニアに住んでいました。これがブログ名の由来です。  アイコンの写真は、パプア・ニューギニアにいた時、ゴロカという県都で行われた部族の踊りを意味する≪シンシン(Sing Sing)≫のショーで、マッドマン(Mad Man)のお面を被っているところです。  
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