欧米人が大勢ゴロカショーを見に来ている。アジア人より、白人が多い。出演者にも白人が一人混じっていた。(毎年マッドマンになりに来る日本人がいるそうだが、今回は残念ながら会えなかった。)そして、誰を見ても大変なシャッターチャンス(全員フォトジェニック!)なので、非常に本格的・高性能なカメラを持って来ている人が多かった。
若い女の子は、さすがに上半身裸と言う子は非常に少なかった。10年前に旅行でこちらに来た人が全員が裸だったと言っていたが、年々、世界のすう勢が押し寄せてきたのだろう。やっぱり他の世界を知ってしまうと、服を着てカメラを持っている人の前で、裸は恥ずかしいかもしれない。
男も女も多いのは、顔・全身にペインティングをした豪華・おどろおどろしい仮装系。まったく人間離れしたものに変身しているグループもある。シンシンは、そもそもハレの日にやるものなので、毎日するものではない。戦いに勝った喜びも含まれるだろう。高揚する部族のしるしだろう。
また、会場にやってくる大勢の現地人観客は、乗り物を使ってやってくるわけではない。多くは何時間もかけて、二日、三日!かかって歩いてくるそうだ。現地の日本人から聞いた話だが、ゴロカにやってきたPNG人が、帰りの飛行機が不定期なので5日歩いて家まで帰ったそうだ。そのとき、ビーチサンダルを履いて帰るのは勿体ないので裸足で帰ったそうだ。