機会がありポートモレスビーの郊外にあるごみ処分場に行く事が出来た。街の中心部から北へ20分程度車で走ったところにある。処分場は、山の谷にあり、廃棄物で谷を埋立て、平地を作り出す計画のようだ。車でダンプサイトへ侵入しようとすると、最奥地に到着するまでにかなり距離がある。
最初の写真は入口から入った途中の光景を車内から撮ったもの。所々で火災が起こって白煙が充満している。処分場の中でごみをあさっている人たちがいる。新しくダンプカーがごみを降ろすたび、ごみの中から役立つものを探しているようだ。探している人の周囲のごみは色が白っぽく見える。
現場は非常に蒸し暑い。もともと熱帯の日中は非常に熱いのに、おまけに火災が起こっているのだ。2枚目の写真には、警察車両と現地の女性が写っている。エスコートなしで現地に行くのは危険が伴うため、警察車両の同行を依頼していた。現地の女性たちは、何があったのかと思って集まってきたのだ。他にも大勢このごみ処分場で暮らす人たちが集まってきたのだが、こちらは肖像権を配慮して割愛。
3枚目に写真は現場を去るときに車中から取った写真。ドラム缶を柱にして、上に板を乗せて家にしている。このような家は多数あり、多くの人が生活している。