3月28日のフライトで日本へ帰国する。辞令はすでに出ている。今日は3月25日で、残すところ3日間だ。 しかし、この3月という時期は、経理担当者にとって何もなくても決算があるため繁忙だ。それにくわえて引継ぎと引っ越しを同時にしなければならない。やってきた後任者は、公募で選ばれた50歳の独身女性。パプアは治安が悪いので、どこへ行くにも自動車を運転する必要がある。こちらに来て最初のうちは、地理に不案内で、交通事情にも慣れていないので、生活の面倒も見る必要がある。
引継ぎを始めてみると、あれもこれもけっこう詰問調で、先日受けていた会計検査がいまだに続いているような感じがする。また、後任者は今後のことを考えて、主をまるでクリンチする感じがしないでもない。
自宅の方もそのまま後任者に引き継ぐ予定だったが、話が急展開し、不動産屋に依頼して専門業者が清掃をしたあと引き継ぐことになり、今日ホテルに移動してきた。この清掃費用やホテル代は自腹を切らなければならない。家財道具もそのまま引き継ぐつもりだったが、二日かけて清掃をすることになったために部屋をまったく空にしなければならなくなった。
この部屋を専門業者に清掃させようと後任者に吹き込んだのは、別の50代半ばの女性だ。夫は外国人で外国で暮らし、成人した子供は日本で暮らし、単身赴任をしている。部屋を掃除するということにくわえ、携帯電話を早く引き継げと注文が多い。
わしは引っ越しでややこしいので、引越しが済むまで待てっちゅうねん!
どうも、オバタリアンの扱いは難しい。とほほ。