スマホ 格安SIM(MVNO)契約

EXPERIA左は、ソニーのEXPERIA Z3。パプアニューギニアから日本へ帰国した後、ちょうど良い機会と考え、ガラケーから格安スマホに切り替えた。

きっかけは、大手キャリアのスマホは通信料だけで毎月5000円以上かかり、スマホ本体の支払いを入れると7000円以上になると知り、なんとかならないかとあれこれ考えた。

ネットで調べると、SIMフリーの開始が報道されていたが、結局、MVNOと白ロムのスマホ本体の組み合わせに行き着いた。(AEONなどのショッピングセンターやYAMADA電器などの大手電気店でも、格安SIMを使ったスマホを販売している。これとまったく同じなのだが、個人で好きなスマホを買った場合に、どうするかという観点で読んでもらえるとありがたい。)

http://kakuyasu-sim.jp/merit-and-demerit

詳しいことは、上のリンクを見てもらえるだろうか。似たような解説サイトや宣伝サイトはたくさんあるが、分かりやすい。

リンクの内容を引用しながらMVNOを解説すると、「読み方はエムブイエヌオー、英語だとMobile Virtual Network Operator、日本語だと仮想移動体通信事業者。何のことを言っているのかというと、格安SIMを提供している会社のことをMVNOといいます。例えばDMM mobileやIIJmioなどをMVNOといいます。MVNOは基本的にドコモの回線と設備を使って携帯電話サービスを提供しています。(auの回線を使っているMVNOも2つだけあります)」とある。

http://kakuyasu-sim.jp/shirorom

白ロムについての解説は、やはり同じサイトの上のページに詳しく書かれているが、簡単に言えば、大手キャリアが販売するもので、SIMフリースマホより安い。海外でSIMカードを購入して使う場合は、SIMフリースマホでないとならない。

要するに、従来の大手キャリア(こちらはMNOと略される。すなわちMobile Network Operator で Virtual がないであるドコモ、AU、ソフトバンクのスマホの契約内容は、制限のないフルスペックなものとなっている。言い換えると、通信量の少ない契約者が、通信量の多い契約者を支える料金体系になっている。また、キャリアを変える乗り換え割の財源を、キャリアを変えない契約者が負担しているということもある。

そんなこんなで、従量制の格安SIMに乗り換えることにした。参考までに、主の契約プランは、音声付き、3GB/月、1600円/月だ。以下は、具体的な手順である。

① 使いたいスマホの機種を決める。 スマホを選ぶ際には、格安SIMの会社(大手量販店の格安スマホもこのカテゴリーに入る)が販売しているスマホを選ぶか、好きな白ロムの本体をネットで買うかの2種類がある。格安SIMの会社が販売しているスマホは、全般に安い機種が多い。白ロムを通販で買う場合は、新しい機種や人気機種を選ぶことが可能だ。しかし、本当の最新機種、iPhone6s や Experia Z5 などの白ロムは、ある程度時間が経たないと購入できないようだ。また、白ロムを選択するときは、格安SIMの会社でそのスマホが対応しているか確認することが必要だ。のちのち、電話サポートなどを依頼するときなどに動作確認リストに入っていないと厄介だと思われる。

② 格安SIMの会社を選ぶ。 格安SIMの会社はたくさんある。同時に、調達するスマホ本体に合わせて、SIMのサイズを選ぶ。

③ 音声付きか、データのみのプランにするかを選ぶ。 音声なしを選ぶと電話番号をもらえず、インターネット電話(LINEやSKYPE)で済ませるというのであれば、その分安いプランを選べる。月あたりの通信量が問題となるが、動画をあまり見ずに、ネット、メールと電話くらいといった使用方法であれば、2GB/月でも十分だと思う。不自由を感じればプランを変更できるはずだ。

④ MNP(Mobile Number Portability)の手続きをする。 電話番号を変えない場合は、転出元のキャリアでMNPの手続きをして、番号を発行してもらう。この番号が③の申し込みの際に必要になる。量販店などでは、即日MNPできるようだ。

⑤ 電話帳や写真を移行する。 今は、ガラケーをスマホに機種変更する場合に、ショップは「データ移行は、個人情報保護法の制限があるので、自分でして下さい」と言うようだ。主は、ドコモショップに置いてある機械で、AUガラケーからスマホへ移行しようとしたところ文字化けしてしまい、しばらく使い勝手が悪かった。後で判明したのだが、AUのホームページにはデータ移行について書かれたページがあり、ソフトをPCへダウンロードして無事移行することが出来た。

⑥ その他必要条件など。 格安SIMの申し込みに、本人名義のクレジットカード、身分証が必要だ。白ロムを買う場合、スマホ以外にパソコンなどインターネット環境があると、トラブルなどの調べ物ができるので何かと便利だ。また、自宅にWIFI環境があれば、格安SIM会社との契約で安いプランを選べる。白ロムの場合、キャリアが販売元になるので、街角のドコモショップやAUショップで、初期不良や相談に乗ってくれる。

こうして考えると、すでにスマホをキャリアで契約している場合でも、格安SIMに切り替えれば、月々の使用料が安くなる。

安倍首相が9月11日の経済財政諮問会議において、携帯電話料金の引き下げを検討するよう指示したのだが、炯眼と言わねばならない。現在のキャリアの料金は、実に大きな矛盾をはらんでいるからだ。

 

 

 

 

 

投稿者: brasileiro365

 ジジイ(時事)ネタも取り上げています。ここ数年、YOUTUBEをよく見るようになって、世の中の見方がすっかり変わってしまいました。   好きな音楽:完全にカナダ人クラシック・ピアニスト、グレン・グールドのおたくです。他はあまり聴かないのですが、クラシック全般とジャズ、ブラジル音楽を聴きます。  2002年から4年間ブラジルに住み、2013年から2年間パプア・ニューギニアに住んでいました。これがブログ名の由来です。  アイコンの写真は、パプア・ニューギニアにいた時、ゴロカという県都で行われた部族の踊りを意味する≪シンシン(Sing Sing)≫のショーで、マッドマン(Mad Man)のお面を被っているところです。  

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