ソロモン ホニアラその2

こちらに来てからはじめて知ったが、ソロモンの首都ホニアラがある島の名前はガダルカナルだった。太平洋戦争の激戦地餓島である。そうしたことから今でもその名残がある。

餓島大砲

上は、市内の中心部に残るものだ。

餓島(沈没船)餓島桟橋

こちらは、ホニアラ市街から少し離れたところだ。日本の沈没した輸送船と桟橋だそうである。 

「海賊とよばれた男」(百田尚樹)は、出光興産を作った出光佐三をモデルにした感動的な小説だ。この時代が背景になっている。日本軍は、開戦直後の半年間は快進撃するが、この快進撃の戦勝気分で気が緩み?!、ミッドウエー沖海戦、ガダルカナル島の戦いで大敗。その後優勢に立つことがなかった。 そもそも、日本は戦前の最大の資源提供国であるアメリカを敵に回した戦争をしていた。そのためアメリカに代わる資源の獲得先が必要であり、マレー半島やボルネオなどの太平洋地域から日本まで資源を運べるということが、戦争遂行の絶対的条件である。しかし、欧米列強をはねのけて、何千キロにも及ぶ地域の制海権、制空権が確保できると考えること自体に無理があったと思う。

パプア・ニューギニア、ソロモンへとジェット機で来て思うが、日本を離れてはるばる来たもんだと思う距離である。この時代の日本人の精神力を考えると圧倒される。しかし今なお、現地人と比べると(こういう比較は良くないかもしれないが)生産性という点では日本人はどこへ行っても通用しそうだ。

ソロモン ホニアラ出張

昨日からソロモンの首都ホニアラに来ている。この国No.2のなかなか立派な日系のホテルがあり、今夜は土曜日の夜だけあるという250ソロモンドル(3500円ほど)という破格値の寿司ブッフェをいただいた。白梅という高級感溢れる店構え。寿司ブッフェというタイトルだが、刺身はマグロのみ。刺身のつまが大根ではなく人参だが贅沢は言えない。

白梅マグロづくしマグロ刺身

そばもあった。デザートもあるぞ。見てくれもいまいちだが食べられるだけ素晴らしい!!

そばデザートお客は日本人というより、韓国やタイなどのアジア人が多いように思える 。ちなみに主。

私

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