ユーロから始まる世界経済の大崩壊/スティグリッツとエマニュエル・トッド

written on 14th /January /2017

  • 「ユーロから始まる世界経済の大崩壊」(ジョセフ・スティグリッツ)
  • 「問題は英国ではない、EUなのだ」(エマニュエル・トッド)
  • 「ドイツ帝国が世界を破滅させる」(エマニュエル・トッド)
  • 「グローバリズム以後」     (エマニュエル・トッド)
  • 「トランプは世界をどう変えるか?(エマニュエル・トッド 佐藤優)
  • 「グローバリズムが世界を滅ぼす」(エマニュエル・トッド 中野剛志他)

最近、上にあげた書籍を読んだ。ここ数年は、スティグリッツ、クルーグマン、浜田宏一などといった経済学者の本を読んで大いに知的に興奮していたが、今回のエマニュエル・トッド衝撃はさらに大きい。

このエマニュエル・トッドがソ連の崩壊、アラブの春、英国EU離脱、トランプ勝利を予見していたことも驚くが、なにより驚くのはグローバリズムの終焉をいうところだ。グローバリズム、自由貿易は現代の最大のテーゼ、金科玉条、お経みたいに有難いとされているものだ。

下が、主がたまたま見たNHK BSの放送だ。40分以上あり長いが、興味のある人には大体の感じが掴めるだろう。主は、この放送をきっかけに6冊の新書を取り寄せた。これらは雑誌の評論やインタビュー、講演を元にしているものが多く、読み易い。おすすめだ。

https://www.tvu.co.jp/program/Emmanuel_Todd_201611/

アメリカ大統領選挙はエマニュエル・トッドの予想通りトランプが勝利した。トランプは、映画バック・トゥー・ザ・フューチャーで悪役のビフのモデルだった。そんな男は、相変わらず1%の金持ちに奉仕し続けるのかもしれないが、投票したアメリカの白人中間層が望んでいるのは、格差と貧困に疲弊した世界から抜け出すことだ。これから世界はどこへ向かっていくのか、他人事ではない。

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