マイナポイント あっさり5000円ゲット!

前回、マイナポイントを貰おうと、スマホにアプリを入れてマイナンバーカードを認証させようとしたらエラーが起こって出来なかったということを書いた。その後、市役所に行ったところ、マイナポイントのコーナーがあり、職員が応対してくれてすぐに手続きができた。

主の場合、PayPayでチャージした場合に還元されるように申請したのだが、翌日に20,000円チャージしたら、上限の25%である5,000円を即ゲットできた。市役所では、詳しい説明を丁寧にしてもらい、手続きが簡単に完結してしまった。スマホや、PCでやるのも良いが、役所で職員と一緒にやってもらえばさらに簡単かもしれない。

ただ、主がスマホでエラーが起こった原因は特定できなかった。市役所では、主のマイナンバーカードでエラーが何も起こらなかったからだ。下がエラーメッセージである。

このマイナポイント申請だが、Androidスマホの場合、スマホの設定の注意事項がいろいろあり、重要な二つを貼り付けると・・・

と書かれている。デジタルに弱い人や高齢者にはさっぱり分からないという人もいるだろう。そうした人には、役場でやってもらうのがいいだろう。ポイント還元される、サービスの一部は、次のようなものだ。

総務省のホームページから。他にも種類がある。

おしまい

マイナポイント マイナンバーカードの認証ができない!ソフトの作りのいい加減さ!

コロナの経済対策の一環だか、マイナンバーカードの普及が目的なのか知らないが、マイナンバーカードを紐づけてキャッシュレス決済をすると5000ポイント還元されるという。マイナポイントというアプリを入れて、その通りにやってみたのだが、すぐにトラブルに見舞われた。兎に角、不親切、お粗末なのだ。

マイナポイントというアプリは、認証にマイナバーカードが必要なのだが、PCの場合はカードリーダーが必要で、スマホでやってみた。だが、途中で、マイナンバーカードを読まない(認識しない)というトラブルに遭遇した。

 

Q&Aなどの説明では、チェック項目が書かれているのだが、あてはまりそうな情報がない。しかし、アプリストアの評価は、最低評価の☆1個が一番多く、ネット記事でも、カードが読めないという記事はゴマンと出てくる。なんで、日本製のプログラムはこうも品質が悪いのか情けなくなる。

このため、ネットのGOOGLEをあちこち検索したところ、マイナンバーカードが正しく動作しているかどうか、判断するアプリJPKI MOBILE(公的個人認証サービスモバイル版)があるとの記事を見つけた。以下がそのリンク。

マイナンバーカードの記録内容の確認・署名用証明書の有効性・期限・失効状況を確認する方法

早速これで、自身のマイナンバーカードの中身を確認してみたところ、思っていた通り、マイナンバーカードに問題があるようで、次のようなメッセージが出てきた。

このことは総務省のマイナポイントのアプリのページでは見つけられなかったし、おそらく、実際に書かれていないはずだ。アプリを作ったソフトハウス、総務省の担当者は、ちゃんと認識しているのだろうか? 認識していなかったら馬鹿だし、認識していたら極めて無責任、お粗末だ。

おまけにこのアプリだが、総務省の「マイナポータル」というサイトから、マイナポイントへ入ることができない。ポータルというのは、「入り口」という意味で、どこへでもつながっているのが売りなのだが、マイナポイントへは入れない。

一体、総務省はアプリを真面目に作っているのか?どのくらいの値段で、どこのソフトハウスが作っているのか知らないが、行政監察でしっかり調べてもらいたいものだ!

あと、付け加えるならば、日米のコンピューター技術者の配置だが、日本の場合は、こうした技術者はほとんどが情報系の会社で働き、外注先の会社から仕事をもらうスタイル。アメリカの場合は、ほとんどの場合、会社の中の部門に技術者がおり、直営でメンテナンスや開発をしているという。例えば、アマゾンやウォルマートなど、どこでもコンピューター技術者の7割は、会社に所属している。ところが、日本は7割が、富士通やNEC、日本電子計算などのコンピューター関連会社で働いている。

このため日本の場合は、仕事の内容を説明する発注企業の社員の説明を聞いて、コンピューター関連会社がソフト開発をすることになり、勢い、「聞いた、聞いていない」という責任のなすりあいが起こり、また、使いやすいプログラムにもならない。

また、発注企業の社員にとって昇進・出世を考えると、コンピューターに粉骨砕身するより、社内の人間関係を重視し、上司にゴマをするほうが有利で近道な人事制度になっている。仮に、コンピュータにのめりこんでも、うつ病になるのが関の山で、上司自身がコンピューターのことをほとんど知らず、そのような努力は、昇進・出世に報われる仕組みになっていない。 多くの日本企業はいまでもそうだろう。それでは、駄目ですね、将来があるように思えませんね。

おしまい

10万円、何度も申請できちゃう?本末転倒のオンライン

新型コロナ対策の1人10万円の申請をスマホで行った。結論だけをいうと、スマホで出来たのだが、これがハードルがメチャ高い。

麻生財務大臣が「ぼくは(金持ちなので)申請しない。」と言ったようだが、彼がパソコンやスマホの操作に詳しいと思えないので、自分自身でまず申請できないだろうと思うほどハードルが高い。ましてや、多くのおっちゃんやおばちゃんには無理だろう。

まずハードルとして、マイナンバーカードを作成した時のパスワードを2種類控えている必要がある。一つは4桁の数字、もう一つは、英文字と数字の組み合わせたものである。画面では次の言葉が出てくるのだが、誰にも意味が分からないだろう。利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁の数字)と署名用電子証明書の暗証番号(6~16桁の英数字)である。なんのこっちゃ。アルファベットの方は、かならず大文字でなければならない。 また、PCで申請する際にはカードリーダーがいる。スマホから申請する場合には、まず、専用アプリの「マイナポータルAP」をインストールする必要がある。

スマホを使うと、PCと違い、カードリーダーなしで、スマホの後ろにカードを重ねれば、マイナンバーカードのデータを読み込むのだが、これの説明も全くなく、何をしろというのかさっぱり意味が分からなかった。 そうしたことで、操作のほとんどをGoogleで検索した、「オンライン申請」を説明したページを見ながら進めた。あと、銀行口座が分かるようにキャッシュカードを写真にとって添付する。

パスワードと、マイナンバーカードの読み込みができれば、あとはさほど難しくないのだが、多分、普通の人で最後までトラブルなしで出来る人は少なく、役所でパスワードを再発行する羽目になるだろう。(なにやら、引っ越しをするとパスワードを再発行しなければならないそうだ。)

なんとか、入力できた主なのだが、我が家を離れて暮らしてる家族がいるのだが、住民票をそちらに移しておらず、その家族の分もまとめて一緒に申請したほうが良かったのかなと疑問を持った。 それを問い合わせようと、何種類もあるコールセンターに電話するのだが、これがまったくつながらない。

そうこうすると、次の記事がネットにのっていた。MSNのサイトに朝日新聞の記事を短縮して、掲載したものだ。

10万円、何度も申請できちゃう?本末転倒のオンライン

驚くべし、何度でも申請ができて二重払いされる恐れもあるらしい。役所は人海戦術でチェックしており、郵送された申請書の方が処理が早いという。おそるべきお粗末さ! いったいこのシステムに、政府はいくらの金をシステム会社に払っているのか!(2020.5.21追記 西日本新聞の記事に「数千億円」と書かれた記事を見つけた) 情けない!

おしまい