ラケットに鉛テープを貼ったら打ち負けにくくなった!?

親爺はテニス歴は50年ほどと非常に長いのだが、やはり若者やハッドヒッターが打つボールに打ち負けることが多い。 ラケットの黄金スペックは、100インチ、300g、バランスポイント32cmと言われるが、プロは、350gぐらいのラケットを使っていると言われる。そこで、ラケットに鉛のバランサーを貼ることで、ラケットの重量を増し、バランスを変えるとで使い勝手がどの程度変わるのか試してみようと思い立った。

なお、親爺の使っているWilson Ultra 105Sは、285gと軽量タイプだが、ストリングパターンが16×15と横ガットが少ないために、縦ガットがずれるスナップバック現象が起こりやすく、軽い力でボールが飛びやすいと言われる。

下は市販の鉛バランサーである。貼るだけのものと、好みの長さに切って使うタイプの2種類がある。今回は、すでに切られたものを使った。(1200円程度です)キモニーだけではなく、ヨネックスやバボラなども発売している。

どの位置に貼るか?

問題はどの場所にはるかである。貼り方は、9時と3時の方向に貼る方法や、12時の位置に貼る方法などがたくさんネット記事や動画で出てくる。

親爺は、おそらく一般的だと思われる9時と3時の方向とグリップエンドに3gの重りを3箇所、合計9gを貼った。実際に貼ろうとする人は、他の方がアップしている記事を参考にするのが良いと思う。

3枚目の写真は、グリップエンドにつけたウエイトを写したものである。このウエイトは、しばらく使っていると内部で千切れたようで、ラケットを振るとカラコロと音がするようになった。それで今のところ、千切れた断片を集め接着剤で固定している。内部に仕込む方法ではなく、グリップエンドのところにぐるっと貼る方法もあるようだ。

結論:どんな効果があるか

実際にウエイトを増した状態でラリーすると打ち負ける頻度が下がると感じる。ボレーも同様で、強いボレーを打ちやすくなる。ウエイトを上げると、とっさにラケットを取り回しするのが遅くなると言われるが、そうしたデメリットの出ない範囲で試行錯誤するれば良い気がする。

エルボーにご用心!?

ただ、重大なデメリットがある気がする。親爺は、テニスエルボー(ゴルフ肘)の傾向があるのだが、重くなったラケットを振り回しているとこの症状が出てくる感じがする。まずは、腕力や基礎体力を鍛えましょう!?

おしまい