トカゲ?らしきものがベッドの上にいた!なんか、ちょっと子供っぽい。赤ちゃんのようにも見える。だが、可愛いと思う余裕はない。主は、こういう生き物が苦手なのだ。
一匹いたら、何匹も隠れているかもしれない。こいつを生かしておいたら、何十匹にも繁殖するかもしれない、と思うのが人情だ。主はこういう生き物が怖いので、手で捕まえるという発想はない。以前、ベランダの蛍光灯を夜間にうっかり着けていたら、ちょうど大量発生していた何十匹もの羽蟻が、網戸の網をくぐって室内に侵入したことがあった。一匹一匹捕まえるのは大変なので、その時は、電気掃除機で羽蟻を吸い込んだ。今回もその方法だ! と考え隣室の電気掃除機を取りに行く。電気掃除機を持って戻ってみるとあいつがいない。エイやっ、とベッドのマットをずらすと、ちょうど頭が来る板の部分にいた。ブーンと掃除機のノズルを近づける。ところが、すばしこく横へ逃げてしまう。ベッドサイドテーブルもずらすとそちらにいた。また、ノズルをエイッと近づける。掃除機のノズルに吸い込まれたか確信はないのだが、吸い込んだような気もする。何より、姿が見えない。(だが、後日シャワールームで発見。まだ、生きていた!)
そういえば、職場の同僚が、パプアニューギニアの地方出張でカブトムシの幼虫を食べたそうだ。ずっとパプアニューギニアに住み現地人と結婚もした日本人から「これは美味いですよ!」と勧められ、断れなかったそうだ。頭の部分と胴体の部分で食感が違い、呑み込むのに勇気がいったそうだ。