テニスクラブで音楽の話をよくする知人から良かったと聞き、「ボヘミアンラプソディー」を見てきた。音楽が最高だった!!ボーカルのフレディー・マーキュリーがすごい。初めて気づいたのだが、歌詞も抜群にいいのだ。セリフと歌があまりに自然なので、この歌は俳優の地声かと思っていたが、ネットで調べると吹き替えで、本物のフレディ・マーキュリーのものを使っていると書かれていた。ブライアン・メイのギターのソロなどもとても感動的で、クイーンの演奏をかぶせて使っているのだろうが、全然違和感がない。
主は、学生時代にツェッペリン、ピンクフロイド、オールマン・ブラザーズバンドなどに熱中していたが、歌詞はほとんど気にせずに聞いていた。ところが、この映画では素晴らしい歌唱力に加えて、屈折したやるせない思いに溢れる歌詞が字幕に映し出され、これにはシビれた。思わず涙が出てきた。主はジムへ行った帰りに見たのだが、バッグからスポーツタオルを取り出し、音楽が始まるたびに泣きながら見ていた。筋の方は、ベタと言えばベタだが、その分分かり易いし、2時間で過不足なく理解するにはちょうどよい。また、映画のメッセージがわかりやすく、共感を呼ぶのだろうと思う。
映画館では普通、声を出したりできないように注意が流れる。しかし、映画館によっては、客席でスクリーンと一緒歌えるところがあるらしい。そんな仕掛けで、何度も足を運ぶ客が多く、動員数を伸ばしているらしい。
「映画.COM」には、次のように書かれている。- 第91回アカデミー賞で5部門にノミネートされた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が、1月22日までに累計興行収入100億4168万7580円、観客動員727万904人に到達した。2018年公開作では唯一、興収100億円という“天井”に穴をあけた作品に。国内の音楽・ミュージカル映画で歴代1位を誇る「美女と野獣」(124億円)を超えるか
主が見た映画のベスト10に入る!
おしまい