デフレの30年間に「萎縮」した日本人 その1

2019年10月号 POLITICS [特別寄稿]
by 中野剛志氏(評論家)から

上のグラフは、1985年のプラザ合意を契機にする、バブルの発生と崩壊、円高不況による30年間の日本の低成長を示すものだ。

このプラザ合意によって、日本の為替は240円ほどから120円ほどへと倍に円高になった。上の表で、1985年と1995年では倍くらいにGDPがなっているが、これはドル建てで表記されているからだ。単位を「円」で考えるとやはり水平に近い。おまけに2010年からなんと!下降している。

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親爺は、新型コロナが始まった3年前、西浦教授が何も対策を取らないと、42万人が死ぬと言い、尾身会長が、コロナ専門病院が診療にあたり、保健所が中心になって患者を隔離するというコロナ対策を発表した時、世論は完全に反対!を叫ぶだろうと思っていた。

というのは、42万人が死ぬという根拠[1]が不足していたし、尾身会長が言う保健所が中心になって患者を入院させる体制というのは、データを囲い込むように感染症研究所へと中央集権的に集め、ワクチンや治療薬の開発を主導し、加えて、これまで陽の当たらない存在だった保健所の価値を上げたいからだろうと思った。こうした思惑は、政府にとっても、日本製の薬の開発が成功すれば国民の大きな支持を集められ、同じ動機があるはずだ。誰が見たってこう考えると思っていた。

しかし現実のコロナは、尾身会長らが予想したSARSやMARSのような規模は小さいが強毒性の病気ではなかった。 同時にアメリカなどはワクチン開発で先行しており、病原体を薄めて患者に注射する従来型のタイプのワクチンでなく、ファイザー社などが遺伝子を直接操作するmRNAという新発明のワクチンを登場させ、世界各国はこれを競って購入した。

このコロナに対するワクチン接種とマスク着用の奨励を柱にする対策は、被害が大きかった欧米をはじめとして世界中で解除されているのだが、被害がはるかに少ない日本ではなぜか今も続いている。

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このコロナに対する3年間の日本人の反応が、日本人の「委縮」ぶりを明確に表した。「意気地なし」、「何も言えない」情けなさなのである。

たとえばテレビのコロナのニュースが流す、町ゆく通行人のインタビューは、マスクをした人が写され、異口同音に「自分がコロナにかかって、老人たちに迷惑をかけてはいけないから、しっかりと自粛します。」みたいな優等生っぽい発言ばかりが放送される。「コロナがあろうとなかろうと、体力の衰えた老人は、昔から風邪が原因で亡くなっていた。コロナなんかただの風邪だ。ワクチンなんか打ちませんよ。」という声も他方であるのだが、こうしたトーンのインタビューは決して報道されない。

もちろん、こうしたことを言う知識人もいるのだが、地上波のテレビに出てくることはない。YOUTUBEですら、WHOの方針に反するということで、コロナを批判するとアカウントが停止されるので、ニコニコ動画などで発信したりしているが、そのような事情を知っている国民は少ないだろう。

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テニスのウィンブルドン選手でも、サッカーのワールドカップでも、観客はもうマスクなどしていない。例外は、中国だけだったが、大規模なデモが起こり中国政府は政策をウィズコロナに大転換した。残るは、日本だけである。

親爺は、このコロナで日本のヤンキーたちはどこへ行ったのか?と思うことがある。

《2022年4月のテレビドラマMG5》筋金入りのヤンキー家族の次男坊・難破剛は高校入学を機に、家族には内緒で普通の高校に通い、脱ヤンキーをめざすが……!? 激バカヤンキードリームコメディー!! ヤンキーがマスクするの?(親爺)

ヤンキーたちは、社会に背を向けてオートバイで、マフラーの爆音を鳴らしながら群れを成し、あるいは一人で夜の街を爆走していた。そうした社会に敵意を示す若者が、一定の割合でいるはずなのだが、そうしたヤンキーたちも、今回ばかりはマスクをしているようだ。ほぼほば、マスクをしていない若者たちを見たことがない。どうやら、ヤンキーたちすら、コロナで、自分を表現する居場所を失い駆逐されてしまったように思える。

小中学校の下校時、どんな子供達でもマスクをしている。やんちゃであろうが、ジャイアンであろうが同じく、マスクをしていない子供を見たことがない。

恐るべし、コロナが恐いという報道の浸透と世間の同調圧力!!

話が変わるが、地元の国立大学に合格した最近の受験生は、1~2月の合格通知に浮かれることなくすぐに入学に備えて勉強を始めると、塾を経営する知人が言っていた。

親爺の周囲の若者たちも至って品行方正だ。結婚した若者は、配偶者と家事を分担し、極めて道徳的に生きている。そして、テレビと同じように常識的なことを言い、奇をてらうような変わったことを言わない。

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このように日本人を羊のように大人しくしてしまった原因は、30年にわたる不景気にあり、この不景気が、つまるところ国民を「委縮」させてしまったようにしか親爺には思えない。

1945年の日本の敗戦の後、アメリカに占領され、朝鮮戦争を契機に日本は高度成長を果たすのだが、そのプロセスには、バラ色の成長の陰に、様々な労働運動や学生運動があり、烈しい主張の対立だけでなく、逮捕者や死者が山のように出た。

ところが、高度成長が進むにつれ、労働運動に参加することはダサいという風潮が広がり、学生運動が終焉するにつれ、政治を語るのはダサい、政治を語るめんどうな人物は、KYな(空気を読めない)人物と思われる風潮が広がった。

そうして、高度成長が終わり、バブルが起こりバブルがはじけ、デフレ不況だけが残った時、おそろしいことが起こった。

つまり、他人任せにしていても自分のパイの大きさが大きくなる時代は終わり、片一方で、国民の意識が変わり、政治や思想を語ることは、KYな人物のやること、大人はそんなことをしないという風潮が出来ていた。

おかげで、国民の大半の庶民は、自分より上の立場にあるものに忖度し、逆らわなくなった。「逆らっても何の得もない。」という、そのような意識が出来てしまった。職場でも、近所の付き合いでも、政治的なこと、建設的な意見を言うことは、損になることはあっても得になることはない。そうした感覚が蔓延している。

今の日本で、忖度なしに言いたいことを言っているのは、政治家や経営者など、相対的に強い立場にある者と、生活を失う不安がない気楽な金持ちたちだけだ。(わずかだが、自分の信念を賭けて発言する尊敬すべき人物がいる。)

● 政治家は、軽蔑しながら官僚たちを顎で使い、マスコミの記者たちへ、場面場面で恩を売ったり、媚びへつらったりして態度を使い分ける。

● キャリア官僚は、政治家に媚びへつらいながら、人事権を握っているノンキャリ官僚を軽蔑を露わにこき使う。ノンキャリ官僚は、キャリア官僚の顔色をうかがいながら、政策にもし疑問を持っていても、上が決めたことと諦め、自分の意思を曲げて、監督する立場の省庁や企業などの団体に指導名目で専横を振るう。

● 企業の採用担当者は、会社の経営者や上司に、まったく逆らえないのを自覚しながら、就職希望者の弱みに付け込み、性的関係を要求するものが現れるほど、専横ぶりを発揮することがある。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiwatarireiji/20210603-00241219 ←近鉄採用担当者が就活セクハラ(YAHOO NEWSから)

● 最近表沙汰になった自衛隊のセクハラ事件では、若い女性隊員が、部隊の上司や同僚から、日常的にキスや胸を触られたりしていたことが明るみに出た。この事件では、5人が懲戒免職、4人が停職になっている。

● あちこちの交番の中で、夜勤で一緒になった男女の警官がセックスするという事件も報道され、すごいなあと思うが、もし同意がなければこれまた恐ろしい事である。

https://www.asahi.com/articles/ASQ792CXLQ78PTLC02H.html ← 朝日新聞の交番の記事

つまり、強い立場の者が弱い立場のものを蹂躙し、反面で、上司や強いものには意見すら言わないという風潮の社会になっている。

意見を言って波風を立てても、何の得にならないとすれば、誰も意見を言わないだろう。それが賢い選択だからだ。しかし、こうした循環が、日本の成長を阻害しているのは間違いない。

その1 おしまい

[1] 「新型コロナで42万人死ぬ」という西浦モデルは本当か 架空シミュレーションで国民を脅す「青年将校」(JBPRESS 2020.4.17(金)池田 信夫からコピー)《4月15日にクラスター対策班のツイッターで出た図》

2,000円とお安いKPIのハーフナチュラルガット ナチュラルガットのお値段事情など

ナチュラルガットは高いと言われる。具体的にどんな値段なのかネットから張り付けてみた。ことに、今年の物価高の影響を受け、ナチュラルガットも1割程度、値段が上がったように感じる。

一般に使われているところは、こんな感じだと思う。多いのは、下の一番左と真ん中のバボラだろう。値段(性能)に2種類あり、左のTOUCH VSが高く、真ん中のTOUCH TONICが入門用と言われ、その分値段が一番安い。基本的に高いものは、ゲージが細く、かつ、ばらつきがないと言われている。

値段の高いTOUCH VSには、ゲージ125とゲージ130がある。値段の安いTOUCH TONICは、ゲージ135以下と、ゲージ135以上の2種類がある。TOUCH TONICは、DURABILITYと書かれていて、丈夫なのかなと思うが、実際にそれほどの差はない様に親爺には思える。

右のWILSONとその下の段のルキシロン(LUXILON)も良く使われるようだ。真ん中はプリンスである。一番右端の値段の安いのが、バボラのハイブリッド(TOUCH VSとRPM BLASTの組み合わせ)である。

こうしてみると、ハイブリッドが安いのがよくわかると思う。

ガットは縦ガットに使った素材が、フィーリングにもっとも影響を与えるという。そういうことならば、縦にナチュラル、横にポリエステルを張るのが、全部をナチュラルにするより飛びを押さえることが出来、よい打感が残るはずだ。 錦織圭やフェデラーがこの使い方をしていたと思う。 ジョコビッチは、縦にポリエステル、横にナチュラルを使っているはずだ。

アシックスのHPから

ただ、最近はナチュラルを使わず、全部をポリにする選手が多い。しかし、プロ選手の場合、ポリの寿命はわずか数ゲームである。ニューボールになる度に新しいラケットに交換しているはずだ。ボールを潰して打つと言うし、その短い間は、打感が良いのだろう。

我がテニスクラブに、かなりベテランで上級レベルの女性がおり、彼女が言うには、ポリエステルのガットは、2週間過ぎると打感が落ち、やはり、張りあがり直後の打感がベストだと言う。この感覚は親爺も正しいと思う。 

素人は、ガットが切れるまで使うのが一般的だが、ポリを切れるまで長く使うのは、ガットが反発力の無くなったセルロイドの紐のようになっているはずで、たいした弾力性を期待できないと思う。もし、切れるまで使うのなら、ナイロンの方が、テンション維持性能も高く、反発力も残っているように思う。

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ところで、最近売り出されたKPIというラケットショップが販売するナチュラルガットがある。こちらは長さがハーフサイズで2,000円なので、別に好きなポリガットなどと組み合わせてハイブリッドにするのが一般的だろうと思う。

あと、ガットを安く買う方法としては、メルカリもあるだろう。下が、実際にメルカリで「ナチュラルガット バボラ」というワードを使って検索したものだ。メルカリで、辛抱強くウォッチしていると、非常に相場より安い値段で売られることがままある。 

こうしてみると、リアルの運動用具店より、通信販売が安く、さらにメルカリなどのサイトを利用すると、さらに安い場合があるというのがわかると思う。

もちろん、ここに書いたものは2022年12月の一例であり、ネットでは様々なポイントで安くなることも多いし、リアルの店舗がセールなどで安い場合もあるだろう。メルカリでは、送料がまれに受取人払いのこともあり、条件によりさまざまに変わってくる。この記事を100%真に受けるのではなく、各自で確認してくださいね。

おしまい

「日本の権力を斬る!」その2 「強いものはより強く、弱いものからむしり取る」郷原信郎弁護士と安藤裕元衆議院議員

親父が普段楽しみに見ているお二方、郷原信郎弁護士と、安藤裕元衆議院議員が、消費税をテーマにした動画の2回目をアップされている。その名も「強いものはより強く、弱いものからむしり取る」である。

なにしろ、消費税は良くない。日本30年来のデフレの原因は消費税と言っていいくらいだ。

この前の動画では、消費税は「預り金」ではないという指摘だった。これは、入湯税やゴルフ税は受益者が実際にお金を温泉やゴルフ場に預け、それをその事業者(=特別徴収義務者)が税務署に支払うというものだが、「消費税」は違うということである。つまり、入湯税やゴルフ税の課税客体は、受益者である個人である。ところが、他方、「消費税」の納税義務者はあくまで事業者で、消費者は課税客体ではない。

「消費税」を財務省は、まるで消費者が負担した税を事業者が預かっているように言い、「預り金性質の税金」と言ってきた。つまり、財務省の言うのは、預り金だが、預り金ではない。このレトリックは非常に巧妙だ。 消費税の裁判では、財務省ははっきり「預り金」ではないと言い、単に事業者が売値と買値を決めただけだと主張しているという。

消費税の納税方法は、利益と人件費に税率を掛けたものを支払うという義務を定めたものだという。

これは、つまり赤字企業であっても(利益(赤字)+人件費)×税率=納税額となる。例えば、赤字が50万円の会社が100万円の人件費を支払ったとすると、その期の消費税額は、((-50)+100)×10%=5万円となる。つまり、赤字企業であっても、5万円をどこからか工面して支払う義務がある。

このとき、人件費というのは社員(正社員)に支払った人件費を言う。この意味するところは、正社員ではなく、人材派遣会社の派遣職員や、個人事業者への委託(例えば、ウーバーイーツの配達員、委託会社のドライバー、フリーランス)に対しては、消費税計算の対象にならない。

この違いにより、消費税の仕組み自体が、正社員から派遣職員、個人委託へと労働者を移動させる働きを生じる。つけ加えると、企業側は労働者を委託契約にするなら社会保険料も負担する必要がない。

これまで、非正規職員の比率が年々、増えてきたのも、こうした背景があったからですね。

また、この「預り金」ではないということは、個人商店など客から消費税を受け取りながら、消費税の特例措置を受け納税していないことに対して、「益税」だという批判があるのだが、この指摘も間違っているということになる。

安藤裕チャンネルから このおふたり、「政府の赤字はみんなの黒字!」をキャッチフレーズに、漫才の登竜門であるM1の予選に出られました。

この動画の安藤裕前衆議院議員は、物の値段の決め方が、「適正な製造原価に、適正な利潤を加え、それに消費税率を加えた額が売価になる。」というのは、どこにも証拠のない幻想にすぎないという。売価は、単に売主と買主の力関係で決まるだけであり、力関係がつよければ、売価に消費税額を上乗せして販売できるが、弱ければ買主の言値で売るしかない。しかし、消費税法はそこから納税義務者である事業者に決まった額の消費税の納税を求め、納税できなけければ強制執行さえできる。

つまり、商品の買い手である消費者は、商品価格に消費税を上乗せして支払ったという気分になっている一方で、商品価格に消費税を転嫁できない事業者は、タコが自分の足を喰うように、利益の額を減らしながら、定められた額を国に納付させられる。当然ながら、その納税額は税率が上がるたびに増えていく。

あと、トヨタを例に出して申し訳ない(親爺はトヨタが日本で数少ない巨額の税金を納めて、もっとも社会貢献している企業だと思っている。)が、こうした輸出事業者は、消費税の計算が、基本的に《売り上げに含まれる消費税-仕入れにかかる消費税》となっているので、計算の結果がマイナスになる。このため、消費税の還付を受けることになる。 これが、輸出事業者に対する輸出補助金だと揶揄されることがある。 同じようなことは、国や地方公共団体、関連法人にもある。こうした団体は、事業の実施する際にもちろん消費税を支払うが、それに見合う収入は、税金や補助金、交付金などの特定収入である。これらは例外規定が設けられ、消費税は還付されないのが原則だが、一部では還付している。

おなじく、自民党の中で消費税反対を唱えておられる西田昌司参議院議員によると、欧米で消費税にあたるのは、付加価値税であるが、これは日本が最初導入しようとして大反対された売上税とのことである。この付加価値税(売上税)の意味は、付加価値税は事業者の売り上げに課せられる税金で、法人税を納めない赤字企業を除き、利益分が出ている企業に付加価値税を課す第2法人税のような税の性質であり、赤字企業にも負担を求める消費税と違うということである。 

つまり、世界中で法人税の減税競争が起こっているものの、実際のところは、法人税を付加価値税の両方を法人税だと考えると、諸外国の法人税はいまなお高く、日本の法人税はむしろ安いということになる。

おしまい

加藤訓子プロデュース スティーブ・ライヒ・プロジェクト行ってきた

親父は最近まで、マリンバなどは鍵盤楽器だと思っていた。しかし、それは間違いで、正しくは打楽器なのだそうだ。この打楽器だが、非常に良い音がする。それもパイプオルガンかというほどすごい低音まで出るし、高音は、非常に優しい音がする。和音も出せるし、その響きがとても良い。荒々しく叩くと打楽器なんだと納得する。楽器を叩くスティック(マレット)も何通りかあるようで、それで音色も変えられるらしい。

目黒パーシモンホール
当日の様子 舞台にマリンバが並んでいる。ほぼほぼ1200人収容のホールは満員だった。

最初に、加藤訓子さんを知ったのは、2017年リリースの「J・Sバッハ マリンバのための無伴奏作品集」というアルバムが、Linn Recordsの年間ベスト・アルバムに輝き、日本の第10回CDショップ大賞クラシック部門を受賞したというニュースだった。

所謂、オリジナルの楽器ではなく、違う楽器で演奏するキワモノ演奏が親爺は好きだ。オリジナル楽器より、演奏者の楽曲の解釈がむしろ、ストレートに反映されるように思うからだ。

そのバッハのアルバムはなかなか良かった。ライナーノーツを読むと、「エストニア、タルトゥ、ヤンニ教会にいる。相変わらずしつこい私は納得のいくまでレコーディングができることを幸せに思う。勿論苦しいのだが・・・」とあり、録音日を見ると、2015.9.1-11と2016.3.14-24とかなり長い日数をかけて録音しているのが分かり、「ああ、このひとはグールドと同じタイプなのかもしれない」と思ってしまった。というのも、グールドは、気が済むまでテイクをとり、つなぎ合わせて作品を完成させていたからだ。

この作業は才能がないと難しいだろうと思う。似たような録音の微妙な差を意識して、一つの目標を目指さないとならないと思うが、人間、細部にこだわると全体を見失いがちになる。 それに加えて、この人はSACDというハイレゾ録音を多く出しており、よい音で聴いてほしいと思っているに違いない。

渦中のコロナ禍で、NHKなどマスコミは、実際のコンサートではなく、「オンラインの演奏会を聴きましょう。」と無責任なことを言うが、馬鹿を言っちゃいけません!!コンサートホールで演奏される生の音を、通信回線から出てくる音が代替できるなんてまったくの絵空事である。

そんなで、ライヒの音楽が生で聴けるとあって、今回のコンサートへ行ってきた。スティーブ・ライヒ(1936~)を補足すると、ウィキペディアには次のように書かれている。

「ドイツ系ユダヤ人移民の父親と東欧系ユダヤ人の母親の子として生まれる。最小限に抑えた音型を反復させるミニマル・ミュージックの先駆者として、「現代における最も独創的な音楽思想家」(ニューヨーカー誌)と評される。同じ言葉を吹き込んだ二つのテープを同時に再生し、次第に生じてくるフェーズ(位相)のずれにヒントを得て、『イッツ・ゴナ・レイン』(1965)、『カム・アウト』(1966年)などの初期の作品を発表。」

要するに、ライヒは現代音楽であり、ジャズにも近いんですね。そういえば、親爺はパットメセニーというジャズ・ギターのミュージシャンの演奏するCDを1枚持っている。

長い前置きはこれくらいにして、コンサートの様子を書きたい。

下は、開演前にホワイエという観客席と入り口の間にある場所で手拍子によるボディパーカッション演奏の一部である。彼らは、この後、舞台で演奏してくれる。この日は、ほぼ満員の観客だったし、とても楽しめた。

コンサート本番では、前半3曲、後半3曲の同じ音型を繰り返すミニマルミュージックが演奏されるのだが、曲ごとに演奏者の人数が変わり、使われる楽器も変わり観客を飽きさせない。

何といっても、音がいいのだ。前にも書いたが、パイプオルガンやコントラバスが出すような低音と、非常に心地よい高音、たくさんのマリンバやビブラフォンのばちで音をだす楽器(マレット楽器と言うそうです。)が、最大、総勢20人ほどで演奏される。そうした曲が最後に終わる一瞬、残響がホールに、唸りながら、歪ながら、反響するのだが、何とも言えない心地よい独特の雰囲気がある。そして、その後、盛大な拍手が来る。

コンサートが終わった後も、盛大な拍手がずっと鳴り止まず、席を立って帰ろうとする観客がいないほどだった。親爺が行ったコンサートでは、最近にないヒットである。

本格的なオーケストラによる交響曲などのコンサートや、独奏楽器のコンサートなども良いが、この日の演奏は、肩がこらない。ミニマル音楽ということで同じフレーズを繰り返すのだが、もちろん飽きないように徐々に変化する。いろんな仕掛けもある。そんなこんなで、その変化を観客も楽しめるのだろう。

おそらく、加藤訓子自身がアルバムを作る際には、一人で多重録音をして完璧なものにするのだろう。しかし、ステージでそれを再現するのは難しい。このようなミニマルミュージックは、大勢が上がったステージが、迫力や変化を出すことに向いているような気がする。

また、この成功は、プロデューサーである加藤訓子の才能に、人にはない尖ったものがあるということだろう。

(2022/12/11 一部修正しました。)

おしまい

タワレコへ行ったらグレン・グールドをいっぱい売っていた!! 生誕90年没後40年

タワレコ渋谷店
イベント待ちの人たち
この日のイベントのひとつ

2022年12月10日(土)、目黒パーシモンホールというところで、打楽器奏者の加藤訓子さんのコンサート「スティーブ・ライヒプロジェクト」へ出かけた。この開演時間が4時だった。このため、せっかく都内まで出かけるのだからと、午前中は、渋谷のタワーレコードで時間調整をしようと思った。

10時開店だと思って出かけたら、11時開店だった!コロナの影響なんだろうか?上の写真のように、開店前にはイベント目当ての客たちが集まっていた。この日のイベント、サイン会やミニライブは、これだけあった。

下は、翌日12月11日に行われるお笑い芸人の宮迫博之さんのミニライブの告知である。地上波のテレビで干されてしまった宮迫さんだが、YOUTUBEで人気があるのは知っていたが、アルバムも出すんですね。

肝心のグールドの話である。この渋谷のタワレコは1階から7階までがレコード(CD)売り場なのだが、クラシックは最上階7階にJAZZと半分ずつに分かれて入っている。以前は、JAZZとクラシックは別のフロアだったように思うのだが、集約されてしまったのかも知れない。

このタワレコのクラシックCD売り場は、結構掘り出し物がある。何十枚も入った輸入盤のセット物が数千円で売られていることが多い。何年も前の話だが、親父はここで、グールドのアルバムを1枚350円でせっせと買い集めた記憶がある。

グールドコーナー
カレンダーとTシャツ

クラシックCDの棚を回ると、どの作曲家別の棚でも、演奏者別の棚でも、グレン・グールドが一番目立つところにあるのだが、一角には生誕90年、没後40年を記念したグールドのコーナーが設けられていた。

ここでは、グールド・グッズも販売していた。写真に写っているのは、上かサンプリングCDつきカレンダー2,530円、Tシャツ3,500円だ。写真に写っていないのだが、トートバッグ2,500円、アクリルコースターセット1,800円、マグカップ2,000円もある。

作曲家が書いた楽譜どおりの演奏を金科玉条にする正統派演奏家たちよ!!、グールドは死んで40年経ってもこんなに人気だぞ!!オマイら正統派音楽家はいったいどうだ??死後40年経っても、同じよう聴かれるのか?!

親父は、Tシャツを買いたかったのだが、サイズがLとXLしか残っていなくて断念した。(涙)

おしまい

「日本の権力を斬る!」消費税は預り金ではない 郷原信郎弁護士と安藤裕元衆議院議員

日本は不景気が30年続き、賃金が上がらず、とうとう日本「円」の値打ちが世界で下がってしまった。

世界の物価を測るものさしとしてビッグマック指数がある。下が、今年2022年8月に産経新聞が掲載したものだ。ビッグマック1個をドル換算して、各国の値段を調べるのだが、日本は先進国では最下位あたりになっている。 このことは、為替が20%~30%下落しているにしても、明らかに為替以上に差が開いている。つまり、このコロナの3年間の間に、世界の物価はかなり上昇しているのに対し、日本は相変わらず低空飛行を続け、為替以上に差が開いた、つまり、購買力を失ったということに他ならない。 外国と比べると手持ちのお金の値打ちが相当減ったんですね。(涙)

そうした、日本の地位低下の原因に、「消費税」が明らかにある。消費に対する「罰金」である消費税が、税率が上がるにつれて悪影響も大きくなってきた。

これをテーマに、親父が普段楽しみに見ているお二方、郷原信郎弁護士と、安藤裕元衆議院議員が、おなじYOUTUBEで対談されている。

郷原弁護士は、カルロス・ゴーンが逃亡した時に、「『深層』カルロス・ゴーンとの対話」という本を書かれた。この本では、いかに日本の検察が予断を持ち、人質司法といわれる、自白偏重の取り調べをするかが書かれている。 この郷原さんは「日本の権力を斬る!」というYOUTUBEのシリーズをずっと続けられており、親父は楽しみに見ている。

おなじく、安藤裕元衆議院議員は、自民党の中で、西田昌司参議院議員とともに財政拡大派の旗振り役をされて来た方である。当選3回の安藤議員は、残念ながら、週刊誌に事実ではない不倫記事?を書かれ、それがために前回の衆議院議員選挙には出馬されなかった。

その安藤さんは、議員を止めてからも、YOUTUBEで財政拡大を求める活動を続けておられ、「安藤裕チャンネル ひろしの視点」をされている。

最近では、「政府に赤字は、みんなの黒字!」という安藤さんのキャッチフレーズを世間に広めるために、漫才コンクールのM1の予選にも出場されており、信念に圧倒される。

安藤さんも西田さんも、議員の前は公認会計士をされており、簿記の考えがスラスラ解るため、MMT(現代貨幣理論)という通貨発行の仕組みに精通しておられる。財務省の刷り込みがあるために、「国債の発行は、国民の借金である」と一般に信じられているが、大きな間違いである。

実際は、管理通貨制度の下、変動相場制で自国通貨建てによる国債の発行、それによる政府支出は、インフレを起こさない範囲でするならば、何の問題もない。それどころか、逆に経済の成長に見合う国債発行をして、お金を国民に手渡さないと成長を阻害する。

この30年間、経済成長をしなかった日本であるが、その原因はデフレの環境の中で、経済を冷やす政策を続けてきたところにある。最大の問題は、消費税の導入と何度も税率アップを繰り返したことである。

他にも、空港施設の運営や図書館の運営などを外注化するコンセッション、道路公団、住宅公団の民営化、郵政民営化などを繰り返して来たが、デフレ時にこうした政策は逆効果である。

おしまい

あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」  その2

今回は、この本に書かれている帯と、この本を読もうと思った契機を紹介したい。

まず、この本の帯に書かれている推薦文の1人目、馬渕睦夫氏の引用。馬渕氏は元ウクライナ大使である。

「本書が東西冷戦最中の1979年に刊行されたのは、奇跡と言えます。当時ソ連を信奉してやまない日本の左翼とは、ユダヤ思想のエピゴーネン(承継者)であることがばれてしまったからです。本書を読めば、わが国の国体の神髄「君民一体」こそ、最先端の民主主義体制であることに誇りを持てるはずです。」

も一人は、東北大学の田中英道教授である。田中教授は、西洋美術史を研究する歴史学者である。

「戦後、日本を占領したアメリカといいGHQといい、その中核はユダヤ人であることを如実に示した好著である。40年前、この本が出た時、買い求めたが、これを左翼の論壇が抹殺してきた。こうしたユダヤ人の懺悔を聞きたくなかったのだろう。なぜなら、日本の論壇こそ、左翼ユダヤ人たちが支配してきたからだ。」

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次のYOUTUBEは、この本を紹介した西田昌司自民党参議院議員である。この西田議員は、財政再建を唱える議員の多い自民党の中で、財政支出拡大、プライマリーバランス廃止を訴えるリーダーの一人で、財政政策検討本部本部長をされている。

西田議員が主張するのは次のようなことだ。 日本がこの30年間経済成長が出来なかったのは、財政法第4条に赤字国債を発行して通常予算の不足を埋めてはならないと書かれている。それが、憲法9条の武力放棄と合わせ、再び日本に戦争を起こさせないようにしたGHQの策略だと言う。

ここで日本に再び戦争させない、平和国家にすると言えば、非常に聞こえが良いが、内実は、武力を持つような経済力を日本に二度と持たせないという意図が背後にある。

「しかし、日本は敗戦後、朝鮮戦争を契機に高度成長を果たしたではないか?!」という指摘が出るだろう。

これには、アメリカの政策転換があった。当時アメリカは、ドッジラインなど緊縮財政を日本に進め弱体化させようとしていたが、東西冷戦でアメリカが不利になり始めたことにより、アメリカの政策がレッド・パージ(赤狩)へと180度政策転換される。同時に、朝鮮戦争の勃発により日本の景気は回復し始める。この景気回復は、日本の高度成長期へと続いていくのだが、この時の成長は、民間企業が銀行から多額の借金をして大きな設備投資をした。つまり、日本政府は、国債発行を原資に財政支出をする必要がなかった。それでも政府は税収を増やし、経済成長も達成することが出来た。このため、財政法第4条は問題とならなかった。

ところが、バブル崩壊後、日本はデフレに入り政府の財政支出が必要にもかかわらず、赤字国債を発行してはならないというGHQが作った財政法第4条の規定に苦しめられているというのが、この西田議員の主張である。

おしまい その2

あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」 その1

親父は、ここんところキリスト教国が変調しているとずっと感じ始めている。

例えば、ヨーロッパのキリスト教国にイスラム教徒のアフリカ難民が押し寄せ、押し寄せた難民が移住してきた国の社会に一向に溶け込まずに、キリスト教徒の少女をレイプしたりする事件が頻発している。しかし、警察は事件に目をつむり、どのマスコミも政治家たちも、レイシストと非難され、社会生命を失うことを恐れて、たいした問題にしようとしない。

一方、アメリカでは、共和党のトランプと民主党の対立、分断が行き着くところまで行っている。いつ内戦が起こってもおかしくないと言われるほどである。この国のマスコミは、エスタブリッシュメントが支配する民主党にほぼ完全に押さえられており、仮に、もしトランプに投票していると表明すれば、マスコミは軽蔑観をあらわに報道するほどになっている。

同じ流れなのだが、BLM(Black Lives Matter)運動、LGBTQといったマイノリティに対する共感を求める世界的な運動もある。こうした背景には、人種差別の学問的な分野に「批判的人種理論」(Critical Race Theory)がある。この理論は、白人至上主義の遺産が、米社会形成の根幹をなす法律や制度を通じて現代社会になお組み込まれていると主張するものだが、この理論を学校で教えるか否かでアメリカは激しく分裂している。(次が、ウォールストリートジャーナルに掲載された、概要である。申し訳ないですが、一部分しか表示されません。)

https://jp.wsj.com/articles/critical-race-theory-what-it-means-for-america-and-why-it-has-sparked-debate-11625214981

結局のところ、こうした先進国であるキリスト教国のヨーロッパは、その発展過程でアフリカを植民地として収奪してきた。アメリカは、やはりその発展過程でインディアンなどの先住民や、黒人のアフリカ奴隷を人間扱いせずに収奪してきた歴史を持つ「原罪」を背負っているという主張に収斂する。こうした考えは、ずっと前から(第二次大戦後の早い段階から)あったものだが、ここ近年明らかにその認知度や肯定度合いが、欧米社会で高まり、それが日本にも当然のごとく輸入されているように思えてならない。

ここにはいったいどのような力学が働いているのか? という疑問をずっと親父は持っていた。

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そこでこの本が出てくる。

要約すれば、4000年の歴史を持つユダヤ人が、ローマ帝国時代、ディアスポラ(民族離散)で、地中海周辺地域に散り散りになった。これが端緒である。このユダヤ人は、国への帰属意識より、ユダヤ教への信心の方が強い。つまり、世界各国に散り散りになったユダヤ人は、その国で虐待され、蔑まれながらも、選民思想が信仰の中心にあるため逆境をものともせず、信仰心を糧に生き延びる。ユダヤ人が正式に許された職業は、キリスト教徒が蔑んだ金融業(高利貸し)だけだった。お金を蓄積するにつれ、ますます蔑まれる度合いが高まった。それが極まったのが、ナチスの民族浄化政策である1933年のホロコーストである。 

他方で、19世紀末からエルサレムのシオンの丘へ祖国を打ち立てようとするシオニスト運動も始まる。

他方、北米大陸に渡ったユダヤ人たちは、石油精製、航空産業、映画産業など新しく勃興した産業で莫大な資産を持つようになる。しかし一方で、それがユダヤ人以外の国民の反感を招くようになる。

金持ちになり、政治力も持つようになったユダヤ人は、国境よりも大事な、自分たちが生きやすい状態を作り出すために策略を巡らせる。「そうだ。自分たち以外に、庶民の敵を作って目を逸らせばいいんだ!!」

最初、ユダヤ人がターゲットにしたのは、ヨーロッパの国民を支配していた国王(君主)たちだった。ユダヤ人は、第1弾として、フランスに「自由」「平等」「博愛」をスローガンに、1789年のフランス革命を成功させる。

フランス革命の成功で、かなり生きやすくなったユダヤ人が次に企んだのが、マルクス主義である! マルクス主義による1917年の共産主義革命よって、ロシアの皇帝ツァーを滅ぼし、ソ連を成立させた!! 日本に1941年に戦争をするように仕向けたルーズベルト大統領と取り巻きの連中は、ユダヤ人で共産主義者だった。

(2022/12/4 一部修正しました。)

その1 お終い 

その2へ

バッハ ピアノ協奏曲第5番 第2楽章 ラルゴ(アリオーソ) グールドとブーニン聴き比べ

2013年、病気で左手が動かなくなったスタにスラフ・ブーニンがリハビリを経て、今年の6月、八ヶ岳高原音楽堂で復帰演奏するまでを特集したNHKの番組があった。この番組の冒頭で、ブーニンが弾く、バッハピアノ協奏曲第5番第2楽章アリオーソが少し流れたのだが、「狂気が感じられる」とても良い演奏だと思った。親父は、クラシック音楽に、楽譜どおりのありきたりの演奏を聴きたいとはぜんぜん思っていない。どこか突き抜けた、日常の世界とは違う世界を見せてほしいとつねづね思っている。

https://tower.jp/article/campaign/2022/10/26/03 ← NHK放送の記事(タワレコより)

ブーニンが弾いたのはアリオーゾという音楽記号で、「歌うように」ということらしい。彼の演奏は、オーケストラが入らないリサイタルのもので、ピアノ単独なので低音の伴奏部もはっきり弾いている。一方、グールドの方は、オーケストラとの協演(1957年放送、CBC交響楽団、ジェフリー・ウォデントン指揮)から第2楽章だけを取り出したものだ。つまり、低音部は弦楽器群が担当し、グールドの左手はほとんど音を出していないようで、右手だけでこの間弾いているように見える。グールドの音楽記号は、ラルゴとなっていて、「幅広く、ゆるやかに、のんびり」というような意味である。

実際に、ブーニンの方がかなりゆっくりと、最大限のアーティキュレーションでレガートで、切なくより歌うように弾いている。

グールドは、この楽章だけを弾いているわけではなくて、抒情的で美しい第2楽章の後に、フィナーレの第3楽章が控えているので、第2楽章で完結してしてしまうわけにはいかない。そのために、余韻を持って次の楽章への準備をしている。

グールドは、ポリフォニー(多声)の演奏がうまいと評価されるのが一般的だが、この曲の演奏を聴いていると、右手一本で弾くメロディーも抒情的でありながらも穏やかで静謐な世界を見せてくれる。彼の演奏には、押しつけがましいところがない様に思う。そのため、真剣に聴いても、BGMのように聞いていも邪魔することがない。

この曲は非常に美しい曲で、映画などにも多数使われている。このためきっとどこかで耳にしたことがあるだろう。3分程と非常に短く、聴きやすいと思います。

おしまい

追記:

親父が好きでよく見ているYOUTUBEに、車田和寿さんという、海外で活躍されているバリトン歌手がおられる。下がそうなのだが、音楽の入門にふさわしいさまざまなトピック、専門的な話題だけではなく、音楽界への批判も同時にあり、納得することが多い。

YOUTUBEのなかで、「芸術とは誇張のことです!」「演奏は、日常的であってはならない」「舞台に出たら、オーラで空間を支配する」「そんな演奏は死ぬほど退屈だ。そんな演奏なんて、オマエがお金を払って聴いてもらうレベルだ」と恩師が言うところは、本当にそうだと思ってしまいます。(苦笑)

本当におしまい

楽天オープン 行ってきました!

10月5日(水)、有明コロシアムの楽天オープンテニス(東京、ハード、ATP500)へ行ってきました。写真はその時のものです。

怪我のため、全米オープンなどずっと公式戦へ出場しなかった錦織選手ですが、楽天オープンから復帰するはずでした。ところが、錦織選手は相変わらずけがの回復が思わしくなく、直前になって不参加を表明し、ちょっと残念でした。

回線を通じて行われたアメリカからインタビューに答える錦織選手

しかしながら、その前の週の韓国の大会(ユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250))で見事優勝を飾ったばかりの世界ランク41位の西岡良仁選手の試合を見ることが出来ました。この韓国の大会で西岡選手は、世界ランク2位のC・ルード(ノルウェー)と、22位のD・シャポバロフ(カナダ)を破って、西岡自身4年ぶり2度目のATP大会優勝を果たしていました。

西岡良仁(テニス365)

この日、西岡良仁選手は、同33位のM・キツマノビッチ(セルビア)に6-2,6-7 (1-7),2-6の逆転で敗れたのですが、とても白熱した見ごたえのある試合でした。非常に惜しいドロップショットがネットに何球もかかったりして、勝敗に影響したと思います。

西岡選手 VS キツマノビッチ選手

シングルスに負けた西岡選手ですが、この直後、内田海智選手と組んでナイトセッションのダブルスに出場し、キリオス/コキナキス組と対戦しました。こちらも見たかったのですが、あいにくチケットはデイセッション用で、ナイトセッションは見れませんでした。 

キリオス(テニス365)

このキリオス選手(27)といえば、テニス界のヒールで名高いのですが、ウィンブルドンで準優勝するなど今シーズン急に成績が上がった選手でもあります。 西岡選手のYOUTUBEを見ていると、キリオス選手の好成績は、恋人のおかげだろうと選手の間で言われているそうです!!

おしまい